アップル店舗のロゴの様子。/News1

人工知能(AI)データセンターの増設が引き起こしたメモリー逼迫が、消費者向け電子機器の価格にまで波及している。アップルは25日(現地時間)、オンラインストアでMacBookやiPadなど主要製品の価格を一斉に調整した。MacBookの価格はモデル別に100〜300ドル、iPadは100〜200ドル上がった。

MacBook Proは1699ドルから1999ドルに、MacBook Airは1099ドルから1299ドルにそれぞれ引き上げた。3月に学生層を狙って599ドルで投入したエントリーノートPCの「MacBook Neo」も699ドルと100ドル上昇した。韓国での価格も99万ウォンから119万ウォンに上がった。最上位仕様の16インチMacBook Proは米国価格が9999ドル、韓国価格は1699万ウォンまで上昇した。

超小型PCのMac miniも例外ではなかった。アップルは先にベースモデルを512GB製品へ切り替え、事実上の最安価格を引き上げたのに続き、今回は256GBモデルを復活させながらも799ドルに設定した。韓国での256GBモデルの価格は年初の89万ウォンから134万9000ウォンへ跳ね上がった。

iPadの無印モデルは100ドル、iPad Airは150ドル、iPad Proは200ドル引き上げられた。HomePodとVision Proの価格も上がったが、iPhone、Apple Watch、AirPodsは今回の調整から外れた。

アップルは、AIデータセンター拡大の影響でメモリーとストレージの需要が異常に膨らみ、部品価格の上昇幅も前例のない水準だと説明した。ティム・クック最高経営責任者は先に、メモリー価格の急騰を「100年に一度の洪水」に例え、価格転嫁の可能性を示唆した。

市場の反応は冷え込んだ。価格上昇が需要の鈍化につながり得るとの懸念から、アップル株は発表当日、取引時間中に5%前後下落した。業界では、AIサーバー向け高帯域幅メモリー(HBM)に生産能力が偏る中、PC・タブレット・スマートフォン各社の原価負担が当面続くとみている。

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