イーロン・マスクの人工知能(AI)企業xAIが、アダルト向けコンテンツに依存して利用者を集めているとの主張が提起された。
ジ・インフォメーションは25日(現地時間)、xAIに在籍していた元社員2人を引用し、この会社のAIモデル「グロック」(Grok)のトラフィックの半分以上が、わいせつな画像・動画やアダルト役割演技(ロールプレイ)チャットなどの活動に関連していると報じた。
グロックのコーディング専用モデルでも、利用者のリクエストの大半がポルノや裸の写真生成に関連するものであることが判明した。利用者が汎用モデルではなくコーディング専用モデルを使うのは、費用がより安価であるためと推定される。
このような現象は内部研究陣の反発を招いた。一部のエンジニアは、グロックが実在人物の写真を流用して同意のないわいせつ物を生成する問題に衝撃を受けたと伝えられた。さらに一部の社員は、技術プロジェクトではなく「アニ」(Ani)という名称の性的対象化AIアバター開発に投入されると、会社を去ったとされる。
xAIの安全チームの規模は昨年末時点で約6人にすぎなかったが、現在は人員がさらに減った状態だ。
グロックは昨年末、利用者の要請で子どもが登場する性的画像を生成した事実が明らかになり、複数の国で接続遮断の措置を受けるか、調査対象に挙がった。
xAIの親会社であるスペースXは先に新規株式公開(IPO)の申請書で、xAIモデルが今年1〜3月期に毎月、画像100億枚と動画20億本を生成したと明らかにした。しかし、これらの作業の相当部分がアダルト向けコンテンツである点には言及しなかった。
代わりに投資説明書の「リスク要因」項目で、より抑制が効かず無礼な結果を生成する「辛口」・「不安定」モードが、露骨なコンテンツ、偽情報、同意のない画像生成などを招く可能性があると警告した。