人工知能(AI)オーディオ企業イレブンラブズ(ElevenLabs)が新たなAI吹き替えモデル「Dubbing v2(ダビングv2)」を16日に公開した。
同モデルは、従来のAI吹き替えの限界として指摘されてきた感情と伝達力の損失を改善した点が特徴だ。原音声の感情、トーン、抑揚、話速や間合いなど話者の実際の表現様式を分析し、90以上の言語で自然に再現する。
また、自動ボイスクローニング、音声タイミングの自動調整、文脈ベースの翻訳機能により、単純な翻訳を超えて、原本コンテンツの没入感と個性を保った多言語吹き替えを支援する。
「Dubbing v2」は、韓国のドラマ・映画・ウェブトゥーン・ゲーム・YouTubeコンテンツなどのグローバル展開を後押しすると会社側は見込む。イレブンラブズの関係者は「韓国は世界の視聴者を魅了する強力なコンテンツ資産を保有しているが、従来はグローバル展開のために翻訳、台本作成、声優収録、オーディオ編集、タイミング調整など莫大な制作工程と費用を要した」と述べ、「Dubbing v2」はこうした作業時間の短縮に寄与すると説明した。
ホン・サンウォンイレブンラブズ韓国総括は「翻訳された音声が、あたかも原本の話者が実際にその言語を操っているかのように感じさせることは、これまでAI吹き替え分野の最大の難題の一つだった」とし、「今回披露した『Dubbing v2』は、精緻な感情再現力と優れたシンクを基盤に、国内のクリエイターやマーケター、コンテンツ企業が言語の壁を越えて世界の人々とより深く自然にコミュニケーションするための強力な橋頭堡になる」と語った。
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