TSMCの5月の売上高は前年同期比30.1%増の4169億7500万台湾ドル(約20兆ウォン)となった。AIインフラ投資の拡大に伴う先端半導体の需要の強さが続いた結果である。
10日付のブルームバーグ通信によると、TSMCは4〜5月の合算売上高成長率を約24%と試算し、第2四半期全体の成長率は35%に達するとの見通しを示した。エヌビディアやAMDなどを主要顧客に持つTSMCは、米国の4大ハイパースケーラー(アルファベット、アマゾン、Meta(メタ)、マイクロソフト)の今年の設備投資規模が7250億ドル(約1105兆ウォン)に達すると見込まれるなか、恩恵を受ける中核企業として浮上した。
ウェイ・ジェジャーCEOは今月の株主総会で「消費者・企業・主権AI全般にわたるAIモデルの導入拡大が先端半導体の需要を下支えしている」と述べ、供給不足が数年続くと明らかにした。TSMCは4月に通年売上高ガイダンスを引き上げ、今年の設備投資(CAPEX)を最大560億ドル(約85兆ウォン)と示した。
ウェンデル・フアンCFOはBBCのインタビューで、海外生産拠点の拡張は地政学的圧力ではなく顧客需要に基づく決定だと強調し、AIを「メガトレンド」と位置づけ、ハイパースケーラーの投資余力は十分だと診断した。
ただしインフレに伴うコスト上昇を理由に、値上げの可能性も排除しなかった。ウエハー価格の引き上げはAIインフラや消費者向け電子機器の価格に連鎖的な影響を及ぼす可能性がある。
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