サイバーセキュリティ企業Geniansが量子セキュリティ市場への参入を宣言した。
Geniansは26日、到来する量子コンピューティング時代に備え、次世代の量子セキュリティ基盤技術を開発し、ポスト・クアンタム(量子耐性)時代のセキュリティの先頭走者へと生まれ変わると明らかにした。
Genians関係者は「ゼロトラスト3.0戦略の一環として、量子コンピューティング時代のハッキング脅威を根本から遮断する『量子セキュリティ・ゲートウェイ』の中核技術開発が最終検証段階に入った」と述べ、「グローバル先導企業と競争できる独自の量子セキュリティ技術力を確保し、今後爆発的に成長する量子セキュリティ市場で強力な支配力を確保する」と語った。
量子コンピューターは、従来のスーパーコンピューターが数百年かかる暗号解読をわずか数秒で解決できる強力な性能を備える。これは現在、世界の金融、防衛、行政システムで使用する暗号アルゴリズムが無力化され得ることを意味する。市場調査会社テックナビオによると、グローバルの量子耐性暗号(PQC)市場は昨年から年平均43.4%を超える急成長を記録し、2030年には34億2000万ドル(約4兆7000億ウォン)の規模に達する見通しだ。
Geniansが開発中の『量子セキュリティ・ゲートウェイ』は、独自の量子暗号体系を導入した点が特徴だ。既存のZTNA(ゼロトラスト・ネットワーク・アクセス)ソリューション体系の上に量子耐性暗号(PQC)の最新技術を反映し、暗号鍵の全ライフサイクルを安全に統制する高性能鍵管理システム(KMS)を内蔵して、完全な複合セキュリティ構造を実装したと会社側は説明した。
Geniansは自動運転、AI、クラウドなど量子セキュリティが不可欠な次世代産業群へ事業領域を拡張する足場を築く戦略だ。
イ・ドンボムGenians代表は「量子コンピューティングの脅威から顧客の資産を完全に保護する技術力を確保して国家サイバー安保に寄与し、その中核資産をもってグローバル市場まで範囲を拡大し、K-セキュリティの地位をさらに確固たるものにする」と述べた。