AIインフラ投資の拡大に支えられ企業向けSSDの需要が急増し、今年1~3月期のグローバルNANDフラッシュ市場が大幅な成長を記録した。サーバー向けの大容量製品需要が増加するなか、主要各社の売上高も前四半期比でほぼ倍増したことが分かった。
25日、市場調査会社トレンドフォースによると、今年1~3月期のグローバル上位5社のNANDフラッシュ供給企業の合算売上高は前四半期比83.7%増の389億ドルを記録した。
サムスン電子は前四半期比104.7%増の135億1000万ドルの売上高を上げ、主要各社の中で最も高い成長率を記録した。これによりサムスン電子のNAND市場シェア(売上高ベース)は直前四半期の28%から31.6%へ拡大した。
SKハイニックス(ソリダイムを含む)は同期間に44.6%増の75億3000万ドルの売上高を記録し、2位を維持した。市場シェアは17.6%となった。
3位争いも激しかった。キオクシアは59億6000万ドル、マイクロンとサンディスクはそれぞれ59億5000万ドルの売上高を記録し、並んで13.9%のシェアを示した。
業界では、AI需要拡大に伴うNAND市場の供給不足が年末まで続くとみている。スマートフォンとPCの需要はメモリー価格上昇と完成品の値上げの影響で減速の兆しを見せているが、企業向けサーバー需要がこれを相殺しているとの分析だ。
トレンドフォースは、主要NAND各社が今年は新規生産能力の拡大を最小限にとどめる代わりに価格戦略によって平均販売単価(ASP)を維持するとの見通しを示した。さらに年末には200層以上のNAND製品が市場の主流として定着し、生産資源がサーバー向け製品に集中することで、大容量QLCベースの企業向けSSDの普及も拡大すると予測した。
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