AIの拡大で企業のセキュリティリスクが高まるなか、セキュリティ企業パロアルトネットワークスがAIサービスの企画段階からセキュリティを内在化すべきだと提言した。
パロアルトネットワークスはAWSサミットソウル2026にグローバルスポンサーとして参加し、AI時代に向けた統合セキュリティ戦略と「Secure AI by Design」のアプローチを共有したと22日明らかにした。
金範洙(キム・ボムス)パロアルトネットワークスプロは21日に登壇し、「Secure AI by Design」をテーマに発表した。金範洙(キム・ボムス)プロは、外部AIツール、AIエージェント、カスタムAIアプリケーションの拡大に伴い企業が直面しているモデルの脆弱性、機微データの露出、エージェント統制の問題など主要なAIセキュリティリスクを説明し、これを解決するための統合プラットフォーム基盤のセキュリティ戦略を提示した。
パロアルトネットワークスは、AIセキュリティが単なる事後対応にとどまってはならず、AIサービスの企画・開発・配布・運用の全過程にセキュリティが内在化されるべきだと強調した。特に企業が生成AIとサービスとしてのソフトウエア(SaaS)、AIエージェント、自社AIアプリケーションなどを活用する過程で発生し得るシャドーAI、データ流出、モデル完全性の低下、エージェントの誤作動といったリスクを統合的に管理すべきだと説明した。
また、現代のAIワークロードが本質的にクラウド環境と結び付いている以上、クラウドセキュリティも設計段階からAIを保護するアプローチに基づき再定義されるべきだとした。先手で内在化されない場合、従来の境界型クラウドセキュリティツールでは検知が難しい新たで複雑な攻撃面にさらされ得るという説明である。
一方パロアルトネットワークスは、外部AI利用ガバナンスを支援するプリズマブラウザーと、AIアプリケーション開発、モデル完全性、エージェントセキュリティを支援する「プリズマAIRS」を中心に企業のAI運用を支援している。
プリズマブラウザーは、企業内の生成AIおよびSaaS利用環境に対する可視性と制御機能を提供し、機微データの流出とシャドーAI利用リスクの低減を支援する。プリズマAIRSは、AIアプリケーションおよびエージェントの開発全過程でモデル完全性の検証、プロンプトおよびデータ保護、エージェント行動の制御機能などを提供する。
パク・サンギュパロアルトネットワークスコリア代表は「AIは企業の生産性とイノベーションを速やかに加速している一方で、クラウド環境全般にAIが配備されるにつれ、既存のセキュリティ体制では対応が難しい複雑な新規リスクも同時に発生している」と述べ、「企業が安全に革新するためには、初期段階からセキュリティガードレールを内在化する『Secure AI by Design』モデルへ転換すべきだ」と語った。