サムスンSDSがOpenAIの教育特化型人工知能(AI)ソリューション「ChatGPT エデュ」の商品販売権限を確保したと27日明らかにした。
サムスンSDSは今回の協力を契機に、教育と研究分野で生成型人工知能(AI)導入を望む学校、出版社、教育機関などを対象にサービスを拡大する計画だ。現在、約9万人の学生・教授・職員を抱える国立韓国放送通信大学にChatGPT エデュのサービスを提供するため、概念実証(PoC)を進行中である。
ChatGPT エデュは学校、出版社など教育関連機関を対象に提供されるサービスだ。教師と学生がやり取りする会話と応答がAI学習データに活用されないよう、データプライバシーとセキュリティを強化した点が特徴である。最新のGPT-5モデルを活用し、テキストの理解と生成、コーディング、データ分析、ウェブブラウジング、文書要約、カスタムチャットボット制作など多様な機能を提供する。
OpenAIはグローバル主要大学でChatGPT エンタープライズを活用した経験を基にChatGPT エデュを設計したと説明した。現在、オックスフォード大学、ロンドン大学、ウォートンスクール、シンガポール国立大学などで活用されている。
先立ってサムスンSDSは2025年12月に国内企業で初めてOpenAIとリセラーパートナー契約を締結し、エンタープライズに続き教育分野までOpenAIとの協業を強化して韓国企業のAX(AI転換)を支援する構想である。
サムスンSDSのイ・ジョンホン戦略マーケティング室長(副社長)は「ChatGPT エデュを通じ、教育現場でより安全に生成型AIを活用できる環境が整い、ユーザー体験が速やかに拡散すると期待する」と述べ、「今後もOpenAIとの継続的な協力を土台に、企業AIの運用体制を設計し、普及・支援するAXパートナーとしての役割を強化していく」と語った。