SKハイニックスが2026年1~3月期の営業利益が37兆6103億ウォンだったと23日に公示した。前年同期比で5倍の水準であり、創業以来の過去最大の四半期業績である。
四半期売上高も同期間に198%成長し、52兆5763億ウォンで過去最高を記録した。SKハイニックスはこれにより2025年4~6月期以来、4四半期連続で売上高と営業利益のいずれも最高業績を更新した。
エヌビディアを含むビッグテックが人工知能(AI)インフラ投資を競って拡大し、核心半導体である高帯域幅メモリー(HBM)の需要が急増したためである。市場調査会社Dラムエクスチェンジによると、HBMを構成するDラムの平均価格は2026年1~3月期末に13ドルとなり、1年前(1.35ドル)の10倍水準へ急騰した。トレンドフォースによれば、SKハイニックスは2025年にHBM市場シェア59%を占めたのに続き、2026年も50%台で業界首位を維持する見通しである。サムスン証券は、今年のSKハイニックスのDラム生産が容量ベースで前年より19.8%増えると見込んだ。
NAND型フラッシュメモリーもビッグテックの需要増で業績を牽引した。NAND価格は1年で7倍上昇した。SKハイニックスは2025年10~12月期時点でNAND市場シェア22.1%と、サムスン電子(28%)に次ぐ世界2位の競争力を誇る。エヌビディアが下半期の次世代AIアクセラレーター「ベラ・ルービン」に、NANDを基盤に演算を補助する「推論コンテキストメモリストレージ(ICMS)」を導入することにより、NAND需要をさらに刺激する予定である。
SKハイニックスは最近、19兆ウォン規模の清州ファブ(生産施設)と38億7000万ドル(約5兆7000億ウォン)規模の米インディアナ州ファブの着工に相次いで踏み切ったのに続き、総額600兆ウォン規模の龍仁ファブの構築も推進し、サムスン電子・マイクロンとのメモリー主導権争いへの対応を強化する方針である。