サムスン電子のソチョ社屋前で労働組合の最近の態度を批判する一人デモが行われた。サムスン電子労組は成果給の引き上げなどを求めてストライキを予告した状態だ。
60代の姓パクの人物は15日午前からソウル・ソチョドンのサムスン電子社屋前でプラカードを掲げ一人デモに立った。「サムスン電子労組に告ぐ」という題名のプラカードには6項目を記した。姓パクの人物はプラカードを通じて「時には『満足することを知るべきだ』」とし、「現在の成果が『あなたたちだけの超過能力』によって成し遂げられたものではない」と指摘した。続けて「物心両面で『全国民の声援と譲歩、犠牲』によって成し遂げられた」とし、「水と電気、社会の直接・間接資本などを振り返らなければならない」と述べた。姓パクの人物は自らを保守主義者でも進歩主義者でも株主でもない「サムスンを愛する人」だと明かし、労組委員長との面談を要請した。
サムスン電子は現在、5つの組合が活動する複数労組体制だ。このうち規模が大きい▲サムスングループ超企業労働組合サムスン電子支部(超企業労組)▲全国サムスン電子労働組合(全三星労)▲サムスン電子同行労組は昨年11月から共同交渉団を組み、会社側と2026年度の労使賃金・団体協約(賃団協)を進めてきた。約3カ月間協議が行われたが、立場の隔たりを埋められず2月に交渉が決裂した。
サムスン電子労組はその後、共同闘争本部を組織し、3月に実施した争議行為投票で過半の賛成を得て「5月のゼネスト」突入を予告した。21日には集会も開く計画だ。
これに対し会社側は、DS(半導体)部門が国内業界1位を達成する場合、特別褒賞などを通じて超過利益成果給(OPI)の上限を超える補償を与えると提案するなど、対立の収束を図った。だが労組側は制度変更による恒久的な上限撤廃を主張し続けた。労組は現在、会社側に営業利益の15%を成果給とするよう要求するなど、圧力の度合いを強めている。