オープンAIのサム・オルトマンCEOとAnthropicのダリオ・アモデイCEOがインド・ニューデリーで開かれた「AIインパクトサミット」の記念撮影で握手を交わさず、ソーシャルメディアで話題となった。/聯合ニュース

Anthropicが企業向け人工知能(AI)市場で急速に成長し、OpenAIに迫っていることが明らかになった。

11日(現地時間)に決済情報スタートアップのRampによると、今年3月時点で米国企業のAnthropicのAIツール導入率は30.6%で、前月比6.3ポイント(p)上昇した。2月に4.9ポイント上がったのに続き、月次ベースで最大の上昇幅を記録した。

OpenAIの導入率は35.2%で依然1位だが、2025年7月以降9カ月にわたり35%水準で上下を繰り返し成長が停滞する一方、Anthropicは導入率が速いペースで伸びている。Rampは5万余りの顧客の年間1,000億ドル規模のカードおよび請求書支出に基づいて関連数値を集計した。

両社AIツールの企業導入率の差は2月時点でも10ポイントに達し、2024年12月には20ポイントに迫っていた。AnthropicのAIモデル「Claude」を基盤としたコーディングツール「Claude Code」が支持を集め、OpenAIとの差を急速に縮めているとみられる。Rampは「今の成長ペースを維持すれば、Anthropicは今後2カ月以内にOpenAIを追い越す」との見方を示した。

業種別にみると、情報、金融・保険、専門サービスの3部門では既にAnthropicがOpenAIを上回った。一方、教育、製造、卸・小売などでは依然としてOpenAIが優位を占めた。

Anthropicは米国国防総省(ペンタゴン)からサプライチェーン上のリスク企業指定を受けるなど軋轢があったにもかかわらず、事業に大きな打撃はなかったもようだ。会社は最近、年間経常収益(ARR)が300億ドル(約44兆4,000億ウォン)を超えたとし、これは2024年末の90億ドルと比べ約3倍に増加した水準だ。

アラ・カラジアンRamp主任研究員はAnthropicの急速な成長について「開発職と専門職の従事者を集中的に攻略した戦略が奏功している」と評価した。

一方OpenAIはRampの調査結果について「認めない」という立場をフィナンシャル・タイムズ(FT)に伝えた。OpenAIによると、自社のAIコーディングツール「Codex」の週間ユーザー数は先月の200万人から直近は300万人へと1カ月で100万人増加したという。併せて、大企業との大口契約が当該データに反映されていないと主張した。

OpenAIは2022年11月にChatGPTを投入して以降、消費者向けAI市場で先行地位を確保した。現在、ChatGPTの週間アクティブユーザー数は約9億人で、このうち約5%が有料購読者だ。

ただし成長ペースは以前に比べ鈍化傾向だ。市場調査会社Sensor Towerによると、先月のChatGPTのダウンロード件数は前月比5%増だった一方、Claudeのダウンロード件数は同期間に3倍の2,100万件となった。

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