LGエレクトロニクスは、自社の衣類ケア家電「LGスタイラー オブジェコレクション」の直近のグローバル累計販売台数が200万台を突破したと5日に明らかにした。
LGスタイラーは2011年の初発売以降、10年後の2021年に累計販売100万台を達成した。5年で200万台を上回り、急速な成長基調を続けている。会社側は「LGスタイラーは衣類ケア家電という新たな市場を切り開いた」とし、「顧客のライフスタイルの変化を牽引し、『必需家電』として定着した」と述べた。
LGエレクトロニクスは2016年に米国・中国・台湾などを皮切りに海外販売を拡大し、現在はグローバル27カ国でLGスタイラーを販売している。地域別ではアジアと北米市場の伸びが際立つ。2025年基準で中国・台湾・米国の売上は前年比30%以上成長した。アジア地域では、制服やスーツなど毎日洗濯しにくい衣類を頻繁に着用する文化と、衛生や清潔への高い関心が需要を牽引したと分析される。
LGエレクトロニクスはモーター・コンプレッサー・スチームジェネレーターなどの技術を基盤に、「トゥルースチーム」や「ムービングハンガー」など200余件の特許を保有している。トゥルースチームは水を沸かして生成した高温スチームを噴射し、有害細菌10種とウイルス11種を99.99%まで除菌し、トコジラミやダニなどを除去する機能である。汗・タバコ・食べ物のにおいなど生活悪臭18種を99%以上脱臭する。
ムービングハンガーは衣類を左右に揺らしてほこりを除去し、スチームを均一に伝える技術である。2024年からは1分当たり最大350回までその場で回転しながら振り払う「ダイナミック ムービングハンガー」を製品に適用した。
2026年型の新製品からは人工知能(AI)機能を適用した。「AIスタイリング」コースを使えば、AIが衣類の重量データを学習・分析して最適なスタイリングを提案する。スチーム量や温度などを調整し、▲シャツは約29分 ▲トレーナーやジャケットは約39分 ▲ロングコートやダウンは最大53分までカスタマイズ管理する。さらにハンディ型高圧スチーマーを搭載し、使用者が望む部位を直接ケアできる。外出前に手軽にしわを取るなど、より繊細な衣類ケアが可能である。
企業間取引(B2B)市場でも販売が急速に増えている。マンション建設会社・ホテル・リゾートなどを中心に導入が拡大する趨勢だ。台湾のシャングリラ ファーイースタンプラザホテル、タイ・アーバン・リゾートなどではプレミアムサービスとして活用されている。
ソン・チャンウLGエレクトロニクス リビングソリューション事業部長は「中核部品の技術力にAIを加え、顧客に差別化された衣類ケア体験を提供し、グローバル市場でのリーダーシップを一段と盤石にしていく」と語った。