センサータワーが「2026年アジア太平洋ゲーム広告トレンド・インサイト」リポートを発表したと27日明らかにした。
今回のリポートは、米国、日本、韓国、インド、インドネシア、中国、台湾など主要市場を対象に、ゲーム広告支出と露出の推移、ジャンル別比率、パブリッシャー順位、チャネル別広告戦略などを分析した。
2025年の世界ゲーム産業のデジタル広告支出は全般的に増加した。米国は前年比23%増の91億ドルを記録し、最大市場を維持した。アジア市場でも日本、韓国、台湾、インド、インドネシアを中心に広告支出が拡大した。
広告露出も増加基調を示した。米国は前年比11%増の8863億回を記録し、アジアでは日本115%、インド81%、韓国52%の増加で高い成長率を示した。
ジャンル別ではパズルとストラテジー(戦略)ゲームの比重が高かった。米国市場ではパズルゲームが34%、ストラテジーゲームが17%を占め、合計51%を記録した。日本は両ジャンル合計50%、韓国は55%となり、当該ジャンル中心の広告出稿が際立った。
広告チャネルはモバイルアプリ中心の構造が維持された。パズルジャンルはモバイルアプリ比率が米国86%、日本88%、韓国75%となり、ストラテジージャンルはソーシャルメディアなど多様なチャネルを併用する傾向を示した。
主要パブリッシャーの広告露出では、米国とインド、インドネシア、フィリピンでテンセントが1位を記録し、韓国と日本ではそれぞれネクソンと現地パブリッシャーが上位を占めた。
事例分析では「メイプル育成」が注目された。同ゲームはリリースから2カ月でグローバル累計売上1億3000万ドルを記録し、2025年第4四半期の韓国モバイルゲーム売上で1位を達成した。フェイスブック中心の広告戦略を通じてコアユーザー層に効果的に到達したと分析された。
センサータワーは、今回のリポートを通じて、企業が広告戦略の最適化やユーザー獲得、成長機会の発掘に活用できるインサイトを提示したと説明した。