LGディスプレイが世界最高水準の最新技術で差別化した顧客体験を最大化し、プレミアムノートパソコン用パネル市場をリードしている。
LGディスプレイは「オキサイド(Oxide)1Hz」技術を適用したノートパソコン向けLCDパネルを世界で初めて量産する。「オキサイド1Hz」パネルは、ユーザーのノートパソコン使用環境を知的に判断し、1Hzから最大120Hzまでリフレッシュレートを自動で切り替える。
例えば、メール・電子書籍・論文の確認など静的な作業で画面が停止すると、1Hzの最低リフレッシュレートモードで動作する。ユーザーがマウスを動かしたり、OTT・映画・スポーツ中継などの動画、あるいは画面変化の多いゲームを開始すると、最大120Hzの高リフレッシュレートモードに自動で切り替わる。
リフレッシュレートは1秒間に1つの画面が新たに描画される回数を意味する。リフレッシュレートが高いほどフリッカーが減少し、滑らかで鮮明に表示される利点がある。一方で、静止画面で高いリフレッシュレートを維持すると同じ画面を持続的に生成しなければならないため、回路駆動に伴う電力が継続して浪費される短所も併存する。
これを受け、LGディスプレイは画面変化に応じてリフレッシュ頻度を柔軟に調整し電力を効率的に管理できるパネルを開発し、世界で初めて量産に成功した。
LGディスプレイは「オキサイド1Hz」パネルを大量量産するために回路アルゴリズムおよびパネル設計技術を自社で開発し、新規材料を発掘して適用した。この過程で、低リフレッシュレート駆動区間における電力漏れが最も少ないオキサイド酸化物をディスプレイTFT(Thin Film Transistor、薄膜トランジスタ)に適用し、高効率ディスプレイを完成させた。
これを活用すればバッテリー使用時間を従来比で48%以上延ばすなど、バッテリー効率を画期的に改善できる。
ノートパソコンの場合、モビリティ(mobility)が重要な購買要素である点を踏まえると、高効率バッテリーで使用時間を延長すればモビリティも大きく向上し、消費者の利便性も高まると期待される。さらに最近はAI演算作業が増加し電力消費が増えているため、「オキサイド1Hz」技術が適用されたノートパソコンが一段と注目を集める見通しだ。
LGディスプレイの「オキサイド1Hz」技術が適用されたノートパソコン用パネルは、グローバルPCメーカーである「デル(Dell)」の最高仕様プレミアムライン「XPS」に供給される。デルは2026年1月のCES 2026で、当該パネルを搭載した「XPS」の新モデルを公開した経緯がある。
今後LGディスプレイは、世界で初めて量産に成功した「オキサイド1Hz」技術をOLEDパネルにも適用し、'27年の量産を目標に準備中である。
一方LGディスプレイは「オキサイド1Hz」のようなエネルギー低減技術を継続的に開発・適用し、使用段階で発生する炭素排出量を最大10%まで削減する「炭素排出削減プロジェクト」を推進していく計画だ。
チャン・ジェウォン中型商品企画担当は「世界最高水準の技術が集約された『オキサイド1Hz』パネルの量産成功を通じ、競合と技術格差を広げながら技術中心の会社へと生まれ変わる」と述べた。