LGエレクトロニクスがマンション向けカスタマイズ型人工知能(AI)ソリューションの供給を拡大し、企業間取引(B2B)事業領域の拡大で成果を上げている。
LGエレクトロニクスは10日、ポスコE&Cの住宅ブランド「ザ・ショップ」に供給してきた「シンクQオン」を適用した世帯が1万戸を突破したと明らかにした。シンクQオンは生成AIを搭載し、顧客と日常言語で対話して文脈を理解し、生活パターンを学習・予測するソリューションである。LGエレクトロニクスの家電だけでなく、多様なモノのインターネット(IoT)機器を会話するように音声で制御できる。「エアコンを消してロボット掃除機を動かして。そして1時間後に除湿器をつけて」のように指示を出すと、関連機器がこれに動作する。
LGエレクトロニクスのAIホームプラットフォーム「シンクQ」アプリを通じて提供中のマンション特化機能「わが団地連携」サービスの適用世帯も、今年第1四半期基準で30万世帯を超えた。この機能は、▲エレベーター呼び出し ▲駐車位置確認 ▲照明・暖房・換気・コンセント・ガスバルブ制御 ▲来訪履歴確認 ▲コミュニティ施設予約などを支援する。「シンクQオン」と併用すれば、アプリを操作する必要なく音声だけで多様な団地内の便利機能を簡便に制御できる。LGエレクトロニクス側は「建設会社が要求するビルトイン家電とAIホームソリューションを併せて提供できる力量を備えた」と述べた。
LGエレクトロニクスはグローバルB2B市場攻略のため、海外の居住環境に特化したAIホームソリューションも披露した。住宅内の家電と空調システムを統合管理するソリューション「LGシンクQプロ(ThinQ Pro)」を、北米最大規模のキッチン・バス展示会「KBIS 2026」で公開した。シンクQプロは、建物管理者が専用ダッシュボードで団地内の家電や空調システムなどをリアルタイムで管制できる機能を備えた。入居者は製品の異常兆候を早期に把握し、遠隔でアフターサービス(AS)を申し込むことができる。
ノ・ボムジュンLGエレクトロニクスHS AIホームソリューション事業開発担当は「LGエレクトロニクス独自の卓越した家電技術力にAIホームプラットフォーム『シンクQ』とハブ『シンクQオン』を組み合わせた統合ソリューションを前面に掲げ、最適の空間体験を提供しB2B市場攻略を加速化する」と語った。