KTが世界最大の移動体通信見本市「MWC 2026」で、人工知能(AI)とインフラの革新技術を前面に打ち出し、グローバル市場の開拓に乗り出す。
KTは2月2日から5日までスペイン・バルセロナで開かれるMWC 2026に参加し、韓国のAI技術と通信インフラの実力を紹介すると2月22日に明らかにした。
KTはMWCのメイン会場4館に、ソウル光化門広場をモチーフにした展示館を設けた。会場入口では、光化門を中心に連なる韓国の産業革新の流れを映像で紹介し、内部には世宗大王像と世宗文化会館、KT光化門ビルなど象徴的な空間を再現する。
展示館の中核空間であるAXゾーンでは、企業環境に適用できるAI転換(AX)技術を公開する。KTは多様なAI技術とエージェントを接続し企業業務を遂行するよう設計したエンタープライズAIオペレーティングシステム「エイジェンティック・ファブリック(Agentic Fabric)」を披露する。
会場では、産業別の業務用AIエージェントをテンプレート形式で作成し、その場で適用できる「エージェント・ビルダー(Agent Builder)」を体験できる。併せて、AIエージェント協業型のコンタクトセンターソリューション「エイジェンティックAICC」、映像解析技術を活用した行方不明者探索システム「ビジョン・トラック(Vision Track)」など、AIの実証事例も展示する。
K-スクエアゾーンには、共生協力を強化するための協力中小・スタートアップ企業ブースとともに、BCカード、kt sports、kt ミリの書斎などグループ各社が参加し、各社の主要サービスを紹介する。K-POPアイドル「コルティス」と連動したARダンスプログラムや、光化門を背景に韓服を仮想着用してみる「AI韓服体験」も運営する。
このほか、韓国の通信の足跡を照らすアーカイブゾーン、「AIイ・ガンイン」が7言語で応援メッセージを伝えるスポーツゾーン、ハイオーダー基盤のスマート注文・決済サービスを体験できるF&Bゾーンなどを用意し、技術と文化が融合した展示を構成した。
ユン・テシクKTブランド戦略室長(常務)は「光化門広場をモチーフに造成した最も韓国的なコンセプトの空間で、AI技術とKカルチャーが融合した新たなブランド体験を世界各国の来場者に披露する予定だ」と述べ、「今後もKTの革新技術と文化をつなぐ特別なブランディングプログラムを継続的に発掘していく」と語った。