LG U+は12日、旧正月(ソル)連休を前に急増するボイスフィッシング・スミッシングの試みから顧客被害を防ぐため「顧客保護特別対策」を用意し、緊急対応体制に入ったと明らかにした。
警察庁が提供した資料によると、最近は旧正月と秋夕(チュソク)連休が含まれる月のボイスフィッシング犯罪件数が急増していることが分かった。昨年の全体ボイスフィッシング犯罪件数は2024年比で12.1%増加したが、同期間に名節が含まれる月のボイスフィッシング犯罪は32.5%増加した。
特に、名節に合わせて「旧正月の贈り物の宅配を受け取る住所を教えてほしい」と宅配会社を装ったり、「決済内容の確認が必要だ」とオンラインショッピングモールを装う電話・メッセージなどで悪性アプリを拡散する試みが増えており、注意が必要だ。
悪性アプリがスマートフォンにインストールされると、犯罪組織は制御サーバーを通じてスマートフォンにかかってくる電話をすべて遮断でき、犯罪組織が発信する電話は112、1301(検察)などと表示されるように操作できるため、ボイスフィッシングに脆弱になる。
これを受け、LG U+は旧正月連休期間に悪性アプリのサーバーを追跡・遮断するため、ソウル・マゴク社屋で集中的なモニタリングに入る。LG U+はAIベースの内外データ統合分析・対応体制である「顧客被害防止分析システム」を通じ、国内通信事業者の中で唯一、犯罪組織が運用する悪性アプリの制御サーバーを追跡している。
また警察とホットラインを構築し、悪性アプリ感染者が見つかった場合に迅速に情報を共有するなど協力体制を常時維持し、警察側の遮断要請にも即座に対応する方針だ。
LG U+は連休期間中も自社分析によって悪性アプリのインストールが確認された場合、カカオトークの通知トークを送信して顧客に危険状況を知らせる体制を継続する。通知トークを受け取った顧客は、近隣の警察署や全国のLG U+店舗を訪れ、必要な支援を受けることができる。
このほかLG U+は、名節連休に頻発するスパムメッセージの類型をAIに学習させて遮断を強化するなど、被害予防の措置を強化することにした。LG U+の顧客であれば「U+スパム遮断」アプリをインストールし、スパムの恐れがあるメッセージを自動で遮断できる。
LG U+は顧客に対し、発信者が不明確なメッセージ内のインターネットアドレスを押さないこと、カスタマーセンターなどを装う見知らぬ電話でアプリのインストールを要求された場合は拒否するよう呼びかけた。さらにスマートフォンのウイルス対策アプリで定期的に検査し、悪性アプリの感染が確認された場合は他人の携帯電話から警察庁電子通信金融詐欺統合対応団の代表番号「1394」に通報するよう要請した。
ホン・グァンヒLG U+情報保安センター長(CISO・CPO、専務)は「ボイスフィッシングの犯行の試みは専門家でも見分けが難しいため、見知らぬ電話やメッセージは必ず疑ってほしい」と述べ、「特に、LG U+の悪性アプリ注意の通知トークを受け取った顧客は緊急事態であるため、必ず近隣の警察署やLG U+店舗を訪れてほしい」と語った。