韓国特許技術振興院は5日(現地時間)、アラブ首長国連邦(UAE)経済観光省の知的財産分野次官補アブデラフマン・アルムアイニ(Abdelrahman Almuaini)と高官級会談を行い、「AI基盤特許評価システム」導入など技術集約的分野で協力を拡大することで一致したと明らかにした。
この日の会談では、双方が韓国・UAE特許審査協力の成果を共有した。振興院は知的財産庁とともに2014年から「UAE特許審査代行事業」を遂行し、UAEに出願された特許の審査を支援してきた。その結果、2025年までに累計2300万ドル規模の特許審査支援輸出を達成した。振興院は最近、AI基盤特許評価技術の現地活用および技術輸出のための制度的基盤を整えるべく、「AI基盤特許評価システム」に関するUAE特許出願も完了した。
今回の会談は、単純な特許審査人員の支援を超え、人工知能(AI)技術を組み合わせた特許行政の質的高度化に焦点を当てて進められた。双方は会談で、△韓国・UAE特許審査協力の成果および経過共有△AI基盤特許評価システム導入による特許行政の効率化方策△両国間の知的財産戦略的パートナー関係の深化方策などを議論した。
とりわけUAE側は、振興院が保有するAI基盤特許評価のノウハウと関連システムに大きな関心を示し、これにより自国の知的財産行政のデジタル転換を加速できるとの期待を示した。
キム・ミョンソプ振興院院長は「今回の会談は過去12年間に蓄積された信頼が単純な業務代行を超え、高度化した協力段階に入ったことを示す道標だ」と述べ、「AI基盤特許評価システムの協業は、韓国にとっては高付加価値の知的財産システムを輸出する機会であり、UAEにとっては先進的な特許行政インフラを構築する機会となり、両国の国益に資するだろう」と語った。続けて「今後も中東地域に構築した『知的財産韓流ベルト』を一層強固にし、政府の中東などグローバルサウス協力強化を通じた輸出多角化に振興院が先頭に立つ」と付け加えた。