サムスン電子が世界最大のIT・家電見本市「CES 2026」で、日常の伴走者となった人工知能(AI)技術を披露する。マイクロRGB TVや冷蔵庫、洗濯機、ロボット掃除機などサムスン電子が投入したAI家電に先進のAI技術を多数搭載し、AIが単に家事負担を軽減する段階を越えて、ユーザーと相互作用し生活の質を高めるプロセスを公開する。
4日(現地時間)サムスン電子は単独展示館を設け、4日から7日までの4日間「ザ・ファーストルック」を開催すると明らかにした。「ザ・ファーストルック」はサムスン電子がCESに合わせて実施する展示やプレスカンファレンスなど全プログラムを統合した名称で、サムスン電子の新製品と新技術を初披露するという意味を持つ。サムスン電子はウィン・ホテルに業界最大となる4628㎡(約1400坪)規模の単独展示館を設け、「あなたのAI日常の伴走者」をテーマに展示とプレスカンファレンス、サムスン・テクノロジーフォーラムなど多様なプログラムを実施する。
展示館の入口には、サムスン電子のAIビジョンと新製品を紹介する大型トンネル型の「AIギャラリー」を設け、来場者を迎える。「AIギャラリー」は約20mの長さを持つトンネル型ディスプレーに空間プロジェクションマッピング技術とサラウンドサウンドシステムを適用した没入型空間である。
サムスン電子の最新ディスプレー技術を網羅した「エンターテインメント・コンパニオン」ゾーンでは、まずサムスン電子が世界で初めて披露した「130型マイクロRGB TV」の新製品を確認できる。8月にサムスン電子が世界初として発売した「サムスン・マイクロRGB TV」は、100μm以下サイズのRGB LED素子と高性能AIエンジンを搭載し、独歩的な色再現とコントラストを実現する。「130型マイクロRGB TV」は超大型ディスプレーにスリムなフレームデザインを適用した。
ユーザーと相互作用し要望を把握して支援を提供するサムスン電子TV独自の統合AIプラットフォーム「ビジョンAIコンパニオン」も直接体験できる。「ビジョンAIコンパニオン」は、映画鑑賞中に撮影地や背景音楽について質問すると回答を提供し、料理動画のレシピを求めると当該動画のレシピをリアルタイムで作成する。
さらに、ユーザーの嗜好や環境に合わせて視聴品質も自動で最適化する。スポーツ観戦時にAIでリアルタイムにシーンを分析し画質と音質を自動最適化する「AIサッカーモード」や、解説者の音声と観客の歓声などの背景音を分離して選択的に調整またはミュートできる「AIサウンドコントローラー・プロ」機能も展示される。
「ホーム・コンパニオン」ゾーンでは、家事負担を軽減し、より良い暮らしを提供する多様な家電が多数展示された。展示ハイライトゾーンでは、見て聞いて話しユーザーと交感する「ホーム・コンパニオン」へと進化したAI家電の新製品を確認できる。2026年型「ビスポークAIファミリーハブ」冷蔵庫と「ビスポークAIコンボ」洗濯乾燥機、「ビスポークAIスチーム」ロボット掃除機はカメラ・スクリーン・ボイス機能を搭載した。
キッチン家電の展示では、グーグルの最新AIモデル「Gemini」を搭載した「ビスポークAIファミリーハブ」冷蔵庫と「インフィニットAIワイン冷蔵庫」を確認できる。「ビスポークAIファミリーハブ」は、内部カメラで食材を認識する「AIビジョン」機能にGeminiが結合し、食品認識性能が向上した。加工食品をはじめ食品認識の範囲が大幅に拡大し、副菜容器に直接ラベリングした内容まで認識する。これに加え、冷蔵庫が自動で料理を提案しレシピを生成するなどのAIベースの利便機能を備えた。
「ケア・コンパニオン」ゾーンでは、自身と家族、ペットの健康と安全を先回りして見守る新たなソリューションを確認できる。ここでは「マルチモーダル・デジタルバイオマーカー」技術を適用したモバイルとウェアラブル機器を基盤に、ユーザーの睡眠状態や歩容、話し方などの行動パターンを分析し、認知機能の低下を事前に感知するソリューションを確認できる。