ネクソンがDark and Darker裁判を大法院に上告

オンラインゲーム「Dark and Darker」の著作権をめぐり4年間続いてきたネクソンと新興ゲーム会社IRONMACEの法廷攻防が、最終的に大法院の最終判断を受けることになった。これにより2021年から続いた両社の訴訟戦は年越しとなった。

26日、ゲーム業界と法曹界によると、ネクソンは最近、裁判所にIRONMACEを相手取って上告状を提出した。

先にソウル高裁民事5部は4日、ネクソンコリアがIRONMACEとチェ・ジュヒョンIRONMACE代表らを相手に提起した営業秘密および著作権侵害禁止請求訴訟の控訴審で、原告一部勝訴の判決を下した。裁判部は「被告らは原告に57億6464万ウォンを支払え」と判決した。

2審でIRONMACEが侵害したと認められたネクソンの営業秘密の規模は1審対比で増えたが、損害賠償額は約85億ウォンから57億ウォンへ減少した。

ネクソンとIRONMACEの双方は判決直後に上告の可否を検討すると明らかにしていたが、上告期間の満了を前に慎重な検討の末に大法院の判断を受けるべきだと判断したとみられる。

ネクソンは過去、自社の未公開プロジェクト（P3）の中核人材が内部資料を個人サーバーに持ち出してIRONMACEを設立し「Dark and Darker」を制作したとして、2021年から訴訟を進めてきた。