ソウル中区のサムスンストア・ロッテ本店にトライフォルド体験商品が展示されている。/聯合ニュース

サムスン電子が二度折りたたむフォルダブルフォン「ギャラクシーZトライフォールド」で国内外の需要を取り込み続けている。サムスン電子は追加生産には慎重な姿勢を維持しているとされる。製品の原価が非常に高く、販売拡大が直ちに収益性の改善につながりにくいとの分析が出ている。

25日、業界によると、最近アラブ首長国連邦(UAE)で現地通信事業者イーアンド(e&)グループを通じて販売されたギャラクシーZトライフォールドが発売初日に完売した。初期販売数量は500台と伝えられている。UAEでのトライフォールド販売価格は1万1999ディルハム(約473万円)で、韓国での販売価格(359万400ウォン)より100万円以上高く設定されたが、販売開始から数分で売り切れたという。韓国でも12日の発売当日に用意した数量がすべて売れ、17日の2次再入荷分も再び完売した。

トライフォールドは歴代ギャラクシーZフォールドシリーズの中で、画面は最大で厚さは最薄を実現した製品と評価される。折りたたんだときの厚さは12.9mm、広げたときの最薄部は3.9mmだ。広げると10型(253mm)の画面でタブレットのように使え、畳むと「ギャラクシーZフォールド7」と同じ6.5型(164.8mm)で携帯性を確保した。

ただしモバイルエクスペリエンス(MX)事業部の業績におけるトライフォールドの寄与度は限定的との見方が強い。開発段階から技術力を誇示する「戦略スマートフォン」の性格が強く、販売拡大が主目的ではないという。3枚のパネルと内側に二度折れる「デュアル・インフォールディング」構造、耐久性強化のためのアーマーフレックスヒンジ適用など複雑な工程が必要で原価負担が大きく、韓国の基準では「売っても実質的にマージンが残らない」水準で価格が設定されたとの評価も出ている。

※ 本記事はAIで翻訳されています。ご意見はこちらのフォームから送信してください。