個人情報委がTruenサムスンLGの製品にPbD認証付与

個人情報保護委員会は、個人情報保護機能を忠実に反映した優良製品3種に対し「個人情報保護中心設計（PbD・Privacy by Design）認証」を付与すると18日に明らかにした。

PbDは、製品やサービスの企画・製造・廃棄など全過程で個人情報保護の要素を十分に考慮し、個人情報侵害を事前に予防する設計概念である。個人情報委は2023年からPbD認証制度を試験運用しており、昨年までに計4製品に認証書を付与した。

今回認証を受けた製品は、▲Truenのホームカメライグル（EGLOO）S8 ▲サムスン電子の家庭用サービスロボットBallie ▲LGエレクトロニクスのロボット掃除機の計3種である。

これらの製品は、設計段階から個人情報侵害の事前予防要素を内在化し、個人情報保護法など法的要件を忠実に反映した点で、PbDの中核原則を実装した製品と評価された。

ヤン・チョンサム個人情報委個人情報政策局長は「急速に拡散するスマート機器環境に効果的に対応するため、個人情報保護体制を事後措置から事前予防中心へ転換することが何より重要だ」と述べ、「来年からは認証対象をIT製品だけでなくソリューション分野まで拡大し、個人情報保護法の改正を通じてPbD認証の法制化をスピード感をもって推進する」と語った。