キム・ジョンチョル候補が虚偽情報対策と青少年SNS規制を表明

キム・ジョンチョル放送メディア通信委員会委員長候補者は16日、国会科学技術情報放送通信委員会の人事聴聞会で、放送・メディア産業の振興と虚偽操作情報に対する不寛容の原則を強調した。

キム候補者は「虚偽操作情報や麻薬、性的搾取物などの違法情報に対し不寛容の原則を適用する」とし、特に青少年保護のためSNS利用規制を検討すると明らかにした。キム候補者は「青少年保護は重要な課題だ」と述べ、オーストラリアが導入した16歳未満の児童・青少年のSNS利用遮断政策を国内に導入すべきだとの見解を示した。

また、キム候補者は「AIとデジタル技術を放送・メディア分野に導入して効率性を高め、放送コンテンツ企業の海外進出を支援する」と述べ、産業革新のための古い規制の改善を約束した。キム候補者は「デジタルプラットフォーム事業者の不公正行為と利用者被害を予防し、放送・メディア通信分野の公共性を強化する」と付け加えた。

キム候補者は放送・メディア産業の振興のため「不要な規制を改善し、全国民とメディア生態系の構成員が自由かつ安全に疎通できる環境をつくる」と明らかにした。さらに、公営放送の責務と財源を再検討し、全国民のメディアアクセス権を強化するためのインフラ拡充に寄与する計画を示した。