グーグルとアップルがサイバー攻撃の兆候を確認し、緊急のセキュリティアップデートに踏み切った。
14日、テッククランチなど海外メディアによると、グーグルはクロームブラウザーで見つかったセキュリティ脆弱性を修正するパッチを公開した。この脆弱性はパッチ提供前からハッカーの攻撃に実際に悪用されていたと伝わっている。
グーグルは、この脆弱性をアップルのセキュリティエンジニアリングチームと共同で調査する過程で発見したと明らかにした。両社は政府系ハッカーや商用ハッキングツールの製造企業を追跡するセキュリティ研究組織を運営している。
同日、アップルもiPhoneとiPadで確認された2件の脆弱性を修正したと告知を通じて発表した。これにより、iPhoneとiPadに加え、Mac、Vision Pro、Apple TV、Apple Watch、Safariブラウザーなど主要製品全般にセキュリティアップデートが配信された。
アップルは今回の告知で「今回の脆弱性は、iOS 26以前の機器ユーザーを狙った極めて高度な攻撃で悪用された可能性を認識している」と述べた。
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