全国で雨や雪広がり凍結路面で通勤交通注意

木曜日の11日は全国の大部分で雨が降る見通しだ。一部では雨に雪が交じり、道路に薄い氷が張る可能性もあるため、通勤時間帯の交通安全に注意が必要である。

10日、気象庁によると、11日未明に中部地方と全羅圏、済州島で降り始めた雨は午前から全国の大部分へと広がる見通しだ。多くの地域では日中に雨がやむ見込みだが、江原の東海岸・山地や慶北の東海岸・北東部の山地、蔚山などでは金曜日の12日昼まで続く所もある。

予想降水量は首都圏と江原、忠北が5〜10㎜、大田・世宗・忠南と全羅圏、釜山・蔚山・慶南は5㎜前後と予報した。京畿東部と江原道、慶北北東部の山地では雪の可能性もあり、江原の山地・東海岸では多い所で10㎝以上の積雪が見込まれる。

気象庁は、11日に降る雨や雪は大気下層と地上のわずかな気温差により、同じ市・郡・区内でも標高によって降水の形態や積雪量が変わり得ると説明した。

特に地表の気温が低い地域では雨や雪が凍結してアイスバーンや道路の薄氷が生じる可能性が大きいことから、朝の通勤時間帯の低速走行など、車両の運転および歩行時には格別の注意が必要だと呼びかけた。