新世界I&Cがニュタニックスと協力しハイブリッドクラウド戦略を強化

新世界I&Cは9日にクラウド事業分野の協力会社と「クラウドアライアンスパートナーデー」を開催したと10日に明らかにした。

今年で4回目となる今回の行事にはニュタニックス、インテル、KOLONベニットなど20余りの主要パートナー企業が出席し、クラウド市場の変化に共同で対応するための協力策と、複雑なハイブリッド・マルチクラウド環境でのセキュリティ強化戦略を模索した。

新世界I&Cは流通・金融・製造など多様な産業の顧客企業のクラウドインフラ構築・運用経験を基に、産業別ワークロードに最適化したハイブリッドクラウド事業戦略を提示した。

とりわけニュタニックスの公式サービス事業者として、プライベートクラウドを基盤とするハイブリッドクラウドサービス市場を集中的に攻略する計画である。インフラ仮想化からストレージ、Kubernetes基盤のコンテナプラットフォーム運用、人工知能（AI）および機械学習モデル運用に最適化した統合AIプラットフォームなど、市場需要に対応するセグメント化したクラウドサービスのラインアップを拡大し、来年1月に披露する予定だ。

チョン・ピルスン新世界I&CクラウドBIZ担当は「クラウドは単なるインフラではなく顧客のビジネス競争力を左右する中核プラットフォームであるため、効率的な運用は基本であり、複雑化するクラウド環境下で各種のセキュリティ脅威を先制的に遮断できる安定的な体制を整えることが最優先課題だ」と述べ、「今後、パートナー企業の経験と専門的な力量を有機的に結合し、顧客にはより安定的なサービスを提供し、パートナー企業とはともに成長していく協力構造を築いていく」と語った。