チームNAVERがNeurIPSで論文10編採択し研究力を証明

チームNAVERが世界で最も権威ある人工知能学会「NeurIPS 2025」で論文10編の採択を受け、研究力とAI技術の競争力を世界に証明したと9日に明らかにした。

今回の学会でチームNAVERは「From Research to Reality」をテーマに、超巨大AIモデル「ハイパークローバX」とNAVERの産業特化型AIサービスを共有し、AIフルスタック戦略を紹介した。

今回採択された論文は、超巨大AIの効率的運用、生成AIの安全性強化、物理世界へのAI拡張という3つの技術分野の革新を扱っている。とりわけ、LLMの文脈処理において性能低下なくメモリを最大4倍節約し速度を2倍向上させるキャッシュ圧縮技術や、AI生成物の品質を高め安全に制御する技術が注目を集めた。

また、AIを実世界へ拡張する研究も発表された。ロボットが変化する空間を記憶し経路を探索できるよう支援するモデル構造などは、AI技術の現実適用可能性を示した。チームNAVERは今回の学会で2万9000人以上のAI研究者とネットワークを構築し、技術ビジョンを共有した。

チームNAVERの関係者は「NeurIPSで10編の論文が採択されたことは、研究力が世界的に認められた証拠だ」と述べ、「今後もAI技術を産業に実装できるよう研究力を強化していく」と明らかにした。