LGエレクトロニクスは9日、8日にソウル衿川区加山洞に位置する加山研究開発(R&D)キャンパスで「50年の技術と情熱、明日への約束」をテーマに記念行事を開催したと明らかにした。
当日の行事には、イ・ヒョヌクLGエレクトロニクスHS研究センター長(副社長)、オ・セギES研究所長(副社長)をはじめ、キム・サンス前副会長、イ・ヨンハ前社長、シン・ムンボム前社長、ソン・デヒョン前社長など歴代・現任の家電事業本部長および研究所長らと、LGエレクトロニクスと産学協力中の韓国内主要大学の教授たちもともに出席した。
LGエレクトロニクスは1975年12月、より体系的な研究拠点の整備および研究所間の相乗効果創出のために「金星社中央研究所」という名称で加山R&Dキャンパスを設立した。韓国企業の大半が個別工場内の小規模研究組織を運営していた当時、家電、コンピューターなど製品群を横断し、新製品開発、品質向上、生産システム自動化などを専任する民間企業初の総合研究所である。
平屋の建物に電気計測、制御、標準などの実験施設を備えて発足した研究所は、2002年に圧力、温度、騒音など多様な実験室を備えた実験棟を新築したのに続き、2007年には地上20階・地下5階規模の研究棟、2013年には別館を追加で竣工し、現在の延べ床面積は3万5000坪に達する。開所当時は数十人だった常駐人員も現在は約1700人まで増えた。
現在、研究所では家電製品のみならず、核心部品、機能性新素材、プラットフォームなど多様な研究が進行している。高速回転モーター・インバーター実験室、微生物・衛生実験室、先行プラットフォーム実験室など多様な研究・実験室はもちろん、衣類科学研究所、空気科学研究所などの特化研究施設と素材研究所を運営し、さまざまな形態と容量の冷暖房空調(HVAC)コンプレッサーや機能性新素材「ガラスパウダー」、次世代家電プラットフォームなどLGエレクトロニクスの未来に向けた研究が継続されている。
イ・ヒョヌク副社長は「지난50年間に築き上げた世界最高水準の技術力量を基盤に、新たなAIホーム時代を主導する戦略拠点であり、差別的な顧客価値を提供する製品を披露するR&D革新の中心地として地歩を固める」と述べた。