STマイクロエレクトロニクスが8日に発売を発表したST25DA-C Matter対応NFCチップの画像。/STマイクロ提供

エスティーマイクロエレクトロニクス(ST)は、Matterスマートホーム標準に基づくNFCチップ「ST25DA-C」を発売したと8日に明らかにした。

Matter 1.5仕様をサポートする業界初のセキュリティチップで、スマートフォンで一度タップするだけで、照明、入退室管理、防犯カメラなどのスマートホーム機器をホームネットワークに即時登録できる。

ST25DA-CはNFCベースのオンボーディングにより、従来のBluetoothやQRコード方式に比べてより高速かつ安定した機器登録を支援する。RFフィールドエナジーハーベスティング方式により電源がなくても暗号演算を実行し、バッテリーがない、またはアクセスが難しい設置環境でも機器の追加が可能で、複数アクセサリーの並列登録プロセスも簡素化する。

CC認証ハードウェアベースのセキュアストレージを内蔵し、機器認証や暗号鍵、証明書などスマートホームのセキュリティ要素を強化しており、GlobalPlatform SESIPレベル3認証の取得を支援する。

STはDFN8パッケージに基づく評価・サンプリングを提供し、2026年に量産を開始する予定である。関連技術資料と評価キットはST韓国支社を通じて確認できる。

ダビデ・リチェットSTコネクティッドセキュリティ事業本部長兼副社長は「Matter 1.5にNFCベースのオンボーディング機能を統合することで、スマートホームのユーザー体験がさらに改善される」と述べ、「使い勝手と相互運用性、セキュリティを重視する市場の潮流に合致する」と説明した。

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