クアルコムがAPACの15社オンデバイスAIソリューションを発表

クアルコムは7日、5日にソウルで開かれた「クアルコム人工知能（AI）イノベーター・プログラム アジア太平洋（APAC）試演会」で、韓国・日本・シンガポールのスタートアップ15社がオンデバイスAIソリューションを披露したと明らかにした。

バンヤAI、マウムAI（MAUM.AI）、モトブ、サガク、スクイーズビーツなど韓国のAIスタートアップ5社を含む参加企業は、クアルコムのスナップドラゴンXシリーズ・プロセッサーとスナップドラゴン8シリーズ・モバイル・プラットフォーム、クアルコム・ドラゴンウィング・プラットフォームをロボティクス、ヘルスケア、スマートシティなど多様な分野に適用したソリューションを発表した。

6カ月間にわたり実施されたメンタリング課程に参加したスタートアップに、クアルコムは技術支援とともにクアルコムのハードウェア開発キットを活用する機会を付与した。

試演会にはクォン・オヒョンAPAC代表、ノ・ヨンソク中小ベンチャー企業部第1次官、在韓米国大使館関係者らが出席した。

クォン代表は「クアルコムはスタートアップが初期段階から実際のサービス配布段階へ進めるよう支援し、次世代の地域AIエコシステムを構築することに専念している」と述べた。

クアルコムは、今後公開される「クアルコムAIイノベーター・プログラム（QAIPI）2026 APAC」を通じ、最近買収したオープンソースのハードウェア・ソフトウェア分野の先導企業であるアルデュイーノなどのプラットフォームをスタートアップに支援する方針を示す予定である。