LGエレクトロニクスがLGコンフォートキットを18種に拡充

LGエレクトロニクスは、誰もが家電を便利に使えるよう自社開発した補助アクセサリー「LGコンフォートキット」のラインアップを拡大すると7日に明らかにした。

新製品は、洗剤投入口と投入量を表示する「洗濯機イージー洗剤カップ」、浄水器の出水位置にカップを置けるよう案内する「浄水器イージートレー（水受け）」、家電の開閉をしやすくする「食器洗い機イージーハンドル（ドア）」、タッチボタンの位置と機能を触覚で把握できるよう案内する「電子レンジタッチガイド」の4種類である。

特に浄水器イージートレーは、視覚障害のある利用者が浄水器の出水口位置を見つけにくい点に着目して企画したが、視線が低い車いす利用の顧客や背の低い乳幼児の子どもが使う場合まで考慮し、水受け機能を加えた。

これによりLGコンフォートキットの製品数は18種類に増えた。LGエレクトロニクスは、アイデア構想段階からユーザビリティ評価まで全過程でユーザーの声を反映し、製品を発売したと説明した。

LGエレクトロニクスは家電の利用におけるアクセシビリティを改善するため、「家電学校プロジェクト」など多様なESG（環境・社会・ガバナンス）関連活動を展開している。

ペク・スンテLGエレクトロニクスHS事業本部長（副社長）は「顧客の声に耳を傾け、目線を合わせたLGコンフォートキットを継続して披露し、顧客により便利な家電使用体験を提供する」と述べた。