KRAFTONは人工知能（AI）人材育成プログラム「KRAFTON AIフェローシップ」第4期を募集すると5日に明らかにした。
KRAFTON AIフェローシップはKRAFTONがAI中核人材の育成を目的に2022年から運営してきた奨学プログラムである。韓国および海外の大学学部生であれば誰でも応募できる。選考手続きは▲書類受付▲1次オンライン試験▲2次オフライン試験および説明会▲3次口述対面面接の順で、各選考はAI理論から応用技術に至る最上級難度の問題で構成される。書類受付期間は今月5日から22日までで、厳格な審査を経て最終5人内外を選抜する計画だ。
最終選抜者は2026年6月から8月までKRAFTON AIが実施する研究インターンシッププログラム「KRAFTON AIリサーチ・インターンシップ」に参加する。インターンシップ期間には国内外AI分野の著名教授陣とKRAFTON AI所属研究陣の指導を受けながら研究を行い、関連論文を執筆する。マシンラーニング分野の主要国際学会に論文を投稿し、当該論文が筆頭著者または共同筆頭著者として採択された場合は学会参加費および経費の支援を受ける。また、奨学生全員に研究奨学金1,000万ウォンが支給され、インターンシップ期間は正社員水準の給与が提供される。
KRAFTON AIは2022年の設立以降、ゲーム本来の楽しさを高め、ゲーム開発の効率性を向上させるため、言語モデル（LM）、マルチモーダル、強化学習（RL）、生成AI、データ駆動型AIの5つの中核AI分野を中心に研究を続けている。また今年、世界3大AI学会であるNeurIPS、ICML、ICLRに計15本の論文を掲載した実績がある。
KRAFTON AIフェローシップ第1〜3期の奨学生は過去3年間で計9本の論文を執筆し、このうち6本がICMLとICLRに掲載される成果を上げた。とりわけ第2期の奨学生が筆頭著者として参加した論文がICLR Spotlight論文に選定され、独自の革新性が世界的に認められた。KRAFTON AIフェローシップ第4期募集に関する詳細情報と選考過程は公式ホームページで確認できる。
イ・ガンウクKRAFTON AI本部長は「KRAFTONはAIフェローシッププログラムを通じて奨学生に良質な教育とメンタリング、現場の実務経験など体系的で専門的な成長機会を提供している」と述べ、「AI分野でトップクラスの人材としてキャリアを築きたい学生の多くの応募を期待する」と語った。