韓国の2025年検索上位は政治・AI・Kコンテンツが中心に

2025年に韓国人が最も多く検索したキーワードは政治・AI・Kコンテンツだったことが分かった。

グーグルコリアは4日、国内の検索増加量を基準にした「今年の検索語」を発表した。全体トレンドは、政治・経済・社会のイシューを直接確認しようとする能動的な検索が目立ったとの評価である。

生活支援制度への関心が大きく高まり、「方法」分野の1位は民生回復消費クーポンの申請方法が占めた。

ニュース分野では「2025年大統領選挙」が最も大きな検索増加を記録した。2025年は各種の政治・社会的対立が続き、関連情報を直接確認しようとする傾向が強く表れたとの分析である。

Kコンテンツも検索トレンドを主導した。映画部門では「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」が1位を記録し、ポン・ジュノ監督の「ミッキー17」、パク・チャヌク監督の「やむを得ない」が続いた。

歌謡部門でも「Golden」「SODA POP」「君に届くように」など2025年のヒット曲が上位に入った。技術分野では人工知能（AI）が圧倒的だった。

ChatGPTが1位となり、続いてGemini・ZETA・Perplexityなど多様なAIモデルがトップ10に名を連ね、AIが2025年の技術関心度を事実上席巻したことが示された。

キム・ナンドソウル大学教授は「検索データを見ると、政治・経済・社会全般の不安と対立が際立った一年だったことが分かる」と述べ、「その中でも楽しみを求めるコンテンツ消費はより速く循環し、『トーストアウト』のような新語が生まれるほど疲労感も大きくなった」と分析した。