ズームがパートナープログラム改訂パートナー報酬と評価を再編

ビデオ会議サービス「Zoom」を運営するズーム・コミュニケーションズが協力企業の支援拡大に乗り出す。ズームは6日、既存のパートナープログラム「Zoom Up Partner Program」の大規模アップデートを発表した。

今回のアップデートにより、ズームはパートナーの類型別に区分した評価体系を適用し、各事業モデルに合致する成果測定と報酬を提供する。また柔軟なポイントベースのシステムを導入し、固定の年次評価サイクルを適用して、パートナーが年次計画を明確に策定し予見可能性を確保できるよう支援する。

既存のセールス能力に「Zoom Services Certification Program」を統合してパートナーのセグメンテーションを強化し、来年2月にはパートナーが目標と達成状況を容易に確認できるよう「パートナープログラム・ダッシュボード」を披露する。

ニック・ティッドズームグローバルチャネルGTM総括は「既存のパートナープログラムは初期の成長段階で大きな役割を果たしたが、今回はグローバルなパートナーエコシステムの多様性を強化し成長速度を加速できるようアップデートした」と述べた。

続けて「パートナーがズームとともに成長し、顧客が必要なときに適切な専門性を備えたパートナーをより容易に見つけられるよう、さらに柔軟で透明かつ成果重視のモデルの必要性を認識した」と付け加えた。