ドナルド・トランプ米国大統領はイラン戦争が米国の中間選挙直後に終わると9日(現地時間)に明らかにした。
米政治専門メディアのポリティコなどによると、トランプ大統領はこの日、共和党の中間選挙党大会が開かれるテキサス州ダラスへ出発する前にワシントンDC近郊のアンドルーズ統合基地で記者団と会い「選挙が終わるやいなや戦争は終わると思う」と述べ、「彼ら(イラン)はもはや持ちこたえられないからだ」と語った。
続けて「彼らは選挙結果に影響を及ぼすために必死だ」とし、「そうしてこそ共和党が敗れ、彼らが核兵器を持つことを放置することになるからだ」と主張した。さらに「彼らが望むのは核兵器だけであり、もし彼らが核兵器を持てば全世界が危険に陥る」と述べた。
トランプ大統領はこれまで終戦時点について「まもなく」と述べるなど、戦争が近く終わることを示唆してきた。しかし今回は終戦予想時点を50日余り先の11月の中間選挙以後へと先送りした。ポリティコはこれについて、共和党候補が中間選挙まで戦争による逆風と生活費上昇の問題に引き続き直面することになったという意味だと評価した。
とりわけトランプ大統領が、イランが共和党の選挙敗北のために介入を試みていると主張した点が注目される。共和党が敗北して議会の多数党地位を民主党に譲る場合、イランの核保有を阻止するのが難しくなり得るという危機感を浮き彫りにし、支持層を結集し中道層の票心を引き込もうとする意図と解される。
トランプ大統領は、最近の両国の武力応酬で米国内のガソリン価格が再び上昇基調を示していることについても「米国の人々に説明するのは極めて容易だ。ただ『イランが核兵器を持つことを容認するのか』と問えばよい。答えは『ノー』だろう」と述べた。
続けて「中間選挙が終わるやいなや原油価格は急落する。われわれがそうさせるし、ガソリン価格は1ガロン当たり2ドルを下回ると見る」とし、「中間選挙が終わった後、少し時間がかかる可能性もある」と語った。