ハサン・ロウハニ元イラン大統領が、国民多数が望むなら戦争を終わらせるべきだと主張した。また、事実上、終戦の是非を国民投票に付す提案をした。

ハサン・ロハニ前イラン大統領。/チョソンDB

8日付の英紙テレグラフによると、ロウハニ元大統領は最近のある行事で「国家的目標の枠組みを我々がまず明確に定め、これを国民に提示することが何より重要だ」とし、「国民が受け入れるなら喜んで戦争を続けるし、そうでないなら我々がこれを受け入れない理由があるのか」と述べた。

ロウハニ元大統領は直接「国民投票」という言葉は用いなかったが、イランの現地メディアはこれを事実上の国民投票実施要求と解釈した。イラン憲法上、議会の議決と最高指導者の承認により、極めて重要な立法と国家の重大事、憲法改正について国民投票を実施できる。イスラム革命直後の1979年にイスラム共和国体制を樹立する過程で2回、1989年には最高指導者の権限調整などに関する憲法改正について国民投票が行われた。

ロウハニ元大統領はまた「戦争被害を復旧し、若者と投資家に希望を与えるには、大多数の国民の意思に従って名誉ある終戦にすべきだ」とし、「いまマイクを握って騒ぎ立てるごく少数が、イラン全体の民意を代弁するわけではない」と指摘した。

ロウハニ元大統領は2013〜2021年に大統領を務め、イラン核合意(JCPOA・包括的共同行動計画)を成立させる上で大きな役割を果たした。ロウハニはイランの穏健実用派を代表する政治家の一人で、2018年に核合意がドナルド・トランプ米大統領の一方的離脱で事実上破棄されると、イラン国内の強硬派の標的にもなった。

今回の発言について、強硬性向のイラン通信社ファルスは「単純な無知から出た言葉ではなく、自分が何を言っているのか正確に分かっている」とし、「決して看過できない危険な発言だ」と批判した。

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