31日午後(現地時間)、ネパールのヌワコートとラスワの境にあるベトラワティ村が洪水と地滑りで壊滅状態となった。/News1

ネパールと中国の国境にあるヒマラヤ山岳地帯を襲った大規模洪水の発生から6日目に当たる31日(現地時間)、ネパール当局が水力発電所のトンネルなどに孤立したと推定される900人余りを救出するため、作業の速度を上げている。

ネパール災害管理庁はこの日、洪水被害を受けた現地の水力発電所約6カ所のトンネル内部に少なくとも933人の労働者が閉じ込められていると推定すると明らかにした。救助当局は、被災地である中部バグマティ州のトリスリ3A・3B水力発電所などを中心に、トンネル内部への進入に救助能力を集中している。

トリスリ3A発電所では救助隊が前日、トンネル上部に4つの穴を開けて内部へのアプローチに成功した。現在、トンネル内に孤立した人々の位置や生存の有無などを確認する作業が進行中である。

ラジャ・ラム・バスネットネパール軍報道官はロイター通信に「膨大な量のがれきが積もっており、トンネルを開放するのに大きな困難に直面している」とし「現在最も重要な目標はトンネルを開けることだ」と述べた。

韓国人行方不明者が勤務していた発電所でも捜索が続いている。ネパール軍によると、この日、韓国人行方不明者9人が勤務したアッパートリスリ-1水力発電所のトンネルで遺体1体が発見された。

アッパートリスリ-1水力発電所は韓国南東発電と斗山エナビリティが建設中の場所である。斗山エナビリティはこの日、ヘリコプター1機を現場に派遣し、韓国人行方不明者が滞在していた事務棟と上部ウィアダム一帯の上空を捜索した。

ネパールの救助作業に投入された中国のトンネル専門救助チームは、トンネル内部の約300m地点まで進入して捜索する過程で遺体を発見した。ただし発見された遺体の国籍と身元はまだ確認されていない。韓国外務省関係者は「現地公館を通じて関連情報を確認中だ」と明らかにした。

今回の洪水による人的被害規模も拡大を続けている。ネパール災害管理庁によると、この日現在、ネパール国内の死者は少なくとも903人、行方不明者は4247人と集計された。行方不明者のうち外国人は592人である。

中国当局が集計したチベット自治区の死者16人と行方不明者546人を加えると、全体の死者は少なくとも919人、行方不明者は4793人に達する。中国側の行方不明者のうち外国人は261人である。

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