ユーロ圏(ユーロを使用する21カ国)の先月の物価上昇率が3.3%となり、3年ぶりの高水準に跳ね上がった。これにより欧州中央銀行(ECB)が物価上昇圧力に対応して来週の利上げを断行する可能性が高まった。
欧州連合(EU)の統計機関ユーロスタットは1日(現地時間)、8月のユーロ圏の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で3.3%上昇したと明らかにした。これは7月の物価上昇率2.9%より高い数値で、上昇幅は2023年9月(4.3%)以降で最も大きかった。
エネルギー価格が物価上昇率を押し上げた。米国とイランの戦争の長期化でエネルギー価格の上昇率は14.3%を記録した。サービス(3.0%)部門がこれに続いた。変動性が大きい食品とエネルギーなどを除いたコア物価上昇率は2.4%で、前月(2.5%)と比べて小幅に低下した。食品・酒類・たばこ価格は1.2%上昇し、前月とほぼ同水準を維持した。
市場ではECBが今月の金融政策会合で7月に続き追加利上げに踏み切ると見込んでいる。先にECBは6月に約2年9カ月ぶりに政策金利を年2.0%から2.25%へ引き上げた。今月追加で利上げすれば年2.50%まで上がる見通しだ。
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