中国チベット自治区のネパール国境地域でも土砂崩れが発生し、大規模な人的被害と行方不明者が出た。
26日、中国の官営新華社通信・中国中央テレビ(CCTV)によると、この日午前10時30分ごろネパール側で土砂崩れが発生し、チベット自治区ルカツォ(日喀則・シガツェ)市ジロン県ジロン通商区で現地時間午後8時時点で3人が死亡し265人が行方不明となった。
CCTVは現場の前方指揮部の発言を引用し、具体的な死傷者数は追加確認中で、救助作業が進行中だと伝えた。
習近平中国国家主席は事故発生後、「あらゆる方法を総動員して行方不明者を捜索・救助し、危険にさらされた住民を避難させ、負傷者を迅速に治療して人的被害を最大限に減らすことが急務だ」と述べた。
また、「モニタリングと早期警報を強化し、科学的な救助に重点を置いて二次災害の発生を防がなければならない」と指示した。
李強(リー・チャン)中国国務院総理も、行方不明者と被害者数を速やかに把握し、救助能力を総動員して緊急救助作業を展開するよう指示した。
新華社通信は、張国清中国共産党中央政治局委員兼国務院副総理が関係部処の責任者らとともに現場へ移動し、救助・収拾作業を指揮していると伝えた。
一方、ロイター通信によると、この日ネパールの首都カトゥマンドゥ北部のバグマティ州ラスワ地域で大規模な洪水が発生し、外国人291人を含む旅行客384人が行方不明となった。海外メディアは、異常高温で氷雪が融解して河川に流入し、洪水が発生したと推定されると報じた。
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