性的いやがらせの被害事実を警察に通報した女子学生を焼殺したバングラデシュの元イスラム学校校長が、控訴審でも死刑を言い渡された。

25日(現地時間)AFP通信とアジアニュースネットワーク(ANN)などによると、バングラデシュ控訴裁判所は前日、殺人容疑で起訴された元校長SM・シラジュ・ウッ・ダウラとその知人に対し、1審と同様の死刑を言い渡した。

イラスト=イ・ウンヒョン

一審で同じく死刑を言い渡されていた共犯14人のうち4人は無期懲役に減刑され、残る10人は無罪となった。控訴審の合議体は、一審が全被告に一律で死刑を宣告した点を指摘したと伝えられている。具体的な有罪・無罪の判断理由は、判決文がまだ公開されておらず確認されていない。

事件は2019年4月、バングラデシュの首都ダッカから約100km離れたフェニ地域で発生した。当時19歳だったヌスラト・ジャハン・ラフィは、校長だったダウラから性犯罪被害を受けたとして両親とともに警察に通報した。ダウラはその後、性犯罪容疑で逮捕されたが、知人を使ってラフィの家族に告訴の取り下げを迫る脅迫を行った。

ダウラは共犯を使ってラフィを学校の屋上に呼び出し、告訴の取り下げを要求した。ラフィがこれを拒否すると、身体に灯油をかけて放火し、ラフィは全身の80%にやけどを負い、4日後に死亡した。この過程で、ダウラが必要であればラフィを殺害するよう共犯者に指示していたことまで明らかになった。

事件が明るみに出ると、バングラデシュ全土で加害者の厳罰と女性の人権保護を求めるデモが相次いだ。被害者家族は最近も報復を示唆する脅迫メッセージを受け取っているとして、政府に身辺保護を要請したと伝えられている。

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