現代自動車の協力企業である中国の自動運転企業モメンタ(Momenta)が、中国の車載半導体企業エックスハート(XHEART)、カナダのブラックベリー傘下の車載ソフトウエア企業QNXと組み、量産型自動運転プラットフォームを構築した。
モメンタは24日、エックスハートとともに、QNXの安全オペレーティングシステム(OS)を自社の自動運転プラットフォームのオペレーティングシステムとして採用したと明らかにした。今回のプラットフォームには、モメンタの自動運転ソリューションとエックスハートのX7車載システムオンチップ(SoC)、QNX SDP 8.0ベースの安全オペレーティングシステムが結合した。
3社が開発したプラットフォームは量産を前提に設計された。グローバル自動車メーカーが自動運転技術を車両に適用すると同時に、各国の機能安全規制を満たすことを可能にするのが目的である。同ソリューションは、ドイツのグローバル認証機関から自動車機能安全の国際標準であるISO 26262の最高等級であるASIL D認証を取得した。欧州連合(EU)の運転者制御補助システム(DCAS)に関する規定であるUN R171を満たす車両開発にも活用できるという説明である。
モメンタは今回の協業を通じて、自動運転技術の海外市場進出を下支えできる安全基盤を整えたと強調した。スン・ホアンモメンタ上級副社長は「3社の量産ソリューションがグローバル水準の安全基準を満たし、完成車メーカーの海外市場進出を支援するだろう」と語った。
モメンタは現在、グローバル完成車メーカーおよびモビリティプラットフォームと協力し、自動運転技術の量産適用を拡大している。自動運転乗用車のみならず、無人配送・無人貨物輸送・ロボタクシーなどへと事業領域を広げている。