日本政府が拡張的な財政運営を続けるなか、金利まで上昇し、来年度の国債元利金償還費用(国債費)が過去最大水準に膨らむ見通しだ。

円とドルの札束。写真はソウルの中区ミョンドンにあるハナ銀行の偽造通貨対応センターで、職員がドルと円を整理する様子。/News1

23日、日本経済新聞(ニッケイ)によると、日本の財務省は2027会計年度(2027年4月〜2028年3月)の予算要求で、国債費として過去最大の36兆6000億円(ハンファ約319兆ウォン)を盛り込む方針だ。

これは従来の最大だった2026年度当初予算の国債費に比べて5兆3000億円(約46兆2000億ウォン)増えた水準だ。増加率は17%で、過去20年で最も高い数値でもある。

国債費が大幅に増えた背景としては金利上昇が挙げられる。国債利払い額の算定に適用される想定金利は、2026年度予算の3.0%から3.8%へと上がった。

想定金利の引き上げは、高市早苗内閣の拡張財政路線を巡る財政健全性への懸念や物価上昇、日本銀行の追加利上げ観測などが示されるなか、足元で急上昇した日本の長期国債利回り水準を反映したものだ。先だって18日、日本の債券市場で長期金利の指標である10年物国債利回りが約30年ぶりの高水準である2.945%まで上昇するなど、日本の長期金利は3%台入りを目前にしている。

とりわけ財政悪化懸念が長期金利を押し上げ、上がった金利が国債費の負担額を増やし、再び財政健全性を弱める悪循環への懸念も強まっている。日本の各府省の2027年度予算要求額が史上最大の130兆円(約1135兆ウォン)を超える見通しのなか、このうち国債費が3割近くを占めることになれば、成長投資など他項目の予算編成の負担は大きくならざるを得ない。

ニッケイは、想定金利が年末の予算編成過程で決まる状況で、年末までに金利がさらに上がれば国債コストが一段と増える余地があると伝えた。来年度の予算編成過程では、成長分野の投資に加え、防衛費の増額、食品消費税の時限的な減免など、高市内閣の重点施策のために日本政府が新たに確保すべき財源は10兆円(約87兆2000億ウォン)を上回る可能性も指摘される。

高市政権は税収増と税外収入の確保、歳出の見直しなどで財源を賄う方針を掲げているが、これすらも難しい見通しだ。日本内閣府の中長期試算によると、2027年度の税収は90兆5000億円(約789兆ウォン)で、2026年度の見通しより6兆8000億円(約59兆3000億ウォン)増える見込みだ。国債費の増加と新政策に必要な財源をすべて賄うには力不足というわけだ。

ニッケイは、長期間低金利で発行されていた国債が償還期限を迎え高金利の国債へ借り換えられると、日本政府の利払い負担が増す可能性があると指摘した。日本は昨年時点で、債務が国内総生産(GDP)比204.4%に達し、主要先進国の中で最も高いGDP比の国債残高を記録している。

ただし、債務の大半が円建て債で発行され、日本銀行と国内金融機関など国内投資家の保有比率が高いため、業界では外貨建て債務が多い国より対外的な支払い不能リスクは低いとの評価も出ている。

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