104日で上場審査手続きを終えた中国のロボット企業ユニトリー(Unitree・宇樹科技)が上海証券取引所の科創板に本格上場する。会社は新規株式公開(IPO)を前に公募手続きを開始し、来月中旬に取引を開始する見通しだ。
31日、中国の経済メディアである財新によると、ユニトリーのIPO公募株式数は4044万6434株で、上場後の発行済み株式総数の10%に相当する。上場後の発行済み株式総数は4億446万4340株だ。戦略配分、機関投資家対象の公募、一般の分譲申し込みを並行し、一般の分譲申し込みは8月10日に実施する。上場日は8月20日前後になる見通しだ。
投資説明書によると、会社は今回のIPOで42億200万元(約8967億ウォン)を調達する計画だ。企業価値は約420億元(約8兆9624億ウォン)と評価された。調達資金は▲知能型ロボットモデルの開発▲ロボット本体の研究・開発▲次世代知能型ロボット製品の開発▲知能型ロボット生産拠点の建設などに投入する計画だ。とりわけこのうちロボットモデル開発プロジェクトにのみ20億元(約4268億ウォン)を投資する予定である。
会社の持株構成を見ると、ワン・シンシン(王興興)会長が約24%を保有する筆頭株主であり、5%以上の持分を保有する主要株主としては▲上海維夷(11%)▲メイトゥアン系(10%)▲HSG(旧セコイア・チャイナ)系(7%)▲マトリックス・パートナーズ(5%)などがある。
ユニトリーの主力製品はヒューマノイド(人型ロボット)と四足歩行ロボット(ロボット犬)である。ヒューマノイドの売上比率は昨年基準で52%に達した。年間売上は2023年の1億5913万元(約340億ウォン)から2025年の16億9927万元(約3626億ウォン)へ約966%増加した。純利益は1802万元(約38億ウォン)の赤字から5億9075万元(約1261億ウォン)の黒字へ転換した。
ただし、中国のロボット業界で競争が過熱し、今年第1四半期の売上増加率は前年同期比で68%へ低下した。また販売管理費などの費用増加により、純利益は前年同期比で53%減少した。
ユニトリーは「超高速IPO」で市場の注目を集めている。ユニトリーは今年3月20日に上海証券取引所に上場申請を提出し、73日後の6月1日に審査を通過した。「超高速審査」の代名詞だった中国のグラフィックス処理装置(GPU)企業ムーアスレッド(MooreThread・摩尔线程)の88日より速い。続いてユニトリーは今月2日に中国証券監督管理委員会の登録承認を受け、104日で審査を終え、科創板の「事前審査」制度導入以降で最短記録を樹立した。