イーロン・マスク スペースX最高経営責任者(CEO)。/聯合ニュース

宇宙航空企業スペースXと電気自動車メーカーのテスラの株価が下落基調を描く中、両社のトップであるイーロン・マスクの保有資産も約1カ月で半分水準にまで減少したことが明らかになった。

27日(現地時間)、米経済メディアのフォーブスによれば、この日午前に集計したマスクの資産規模は6957億ドル(約1019兆ウォン)と把握された。

これはスペースXが上場後に株価が連日急騰し先月16日に達成した過去最高の資産規模である1兆4500億ドル(約2125兆ウォン)と比べると、ほぼ半分にすぎない規模だ。全資産評価額が7000億ドルの水準を割り込んだのは2025年12月18日以来、約7カ月ぶりである。

マスクは人類史上初めて資産総額が1兆ドルを超える、いわゆる「兆万長者」の座に就き勢いづいていたが、最近に入り中核企業の株価が一斉に急落し深刻な資金圧迫に直面している。事態がここまで至ると、マスク自身も最近、自身のソーシャルメディア(SNS)であるX(エックス)に、自らを「過去の兆万長者」と皮肉る投稿をし、苦々しさをにじませた。

このように資産価値が急速に落ち込んだ主因としては、スペースXの株価急落が挙げられる。市場調査メディアのマーケットウォッチによれば、スペースXの株式はこの日午前、前営業日終値より約4%さらに下落し、過去最安値の1株当たり108.66ドルまで押し下げられた。これは当初市場に出した公募価格である135ドルよりも2割近く割安な水準であるだけでなく、先月の取引時間中に記録した最高値225.64ドルと比べると52%の急落となる数値だ。

24日に敢行した超大型宇宙船スターシップの13回目の試験打ち上げの過程で、1段目推進体であるスーパー・ヘビー・ブースターがエンジンの再点火に難航し海上へ激しく落下した点が、投資心理の逆風となった。加えて、来月4日に予定される新規株式公開(IPO)後初の成績表の公表に加え、6日に解禁される社内関係者の保有株の売却制限(ロックアップ)解除措置も、追加的な株価下落をあおる可能性があるとの見方が市場で出ている。

これに加え、マスクのもう一つの主力事業である電気自動車メーカーのテスラも、市場が期待した水準に届かない成績表を示し、株価が連日下落基調にある。テスラの株価は23日に第2四半期の経営実績を発表した後に15%下落し、この日午前には1株当たり307.92ドル水準で取引され、下落幅をさらに広げた。これによりテスラ株は年初と比べて30%下落し、過去1年分の上昇分を失った。

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