ク・ジュニョプ、シュー・シーユエン。/シュー・シーユエンのインスタグラムより

昨年この世を去った台湾の著名俳優シュー・シーユエン(徐熙媛)が残した最高級住宅「タイペイシンイ」の所有権が、夫のク・ジュニョプと未成年の2人の子どもに移ったことが分かった。

28日、自由時報と聯合報をはじめとする台湾の現地メディアは、関係消息筋の話として、シュー・シーユエンが生前に所有していた豪邸2カ所のうち、台北市信義区松勇路に位置する「タイペイシンイ」の名義変更手続きが22日に完了したと報じた。

報道によれば、シュー・シーユエンが2016年に3億6200万台湾ドル(約163億ウォン)を投じて購入したこのメゾネット型ペントハウスは、現在ク・ジュニョプと未成年の子ども2人がそれぞれ3分の1ずつ持分を分け、共同名義で登録した。このマンションの現在の取引相場は約4億6000万台湾ドル(約207億ウォン)に達すると評価される。子どもがまだ法的な成人に達していないため、実父であるワン・シャオフェイが法定代理人の資格で遺産相続および財産管理の業務を一手に担って進めている。

ただし、信義区松徳路に位置するもう一つの高級ヴィラ「国家芸術館」は、いまだ名義にいかなる変化もない状態だ。別の関係者は、シュー・シーユエンが2009年に概ね2億台湾ドル(約90億ウォン)で買い入れたこの家に、前夫のワン・シャオフェイが事業資金を得ようとして約1億1000万台湾ドル(約49億ウォン)の融資を受け、金融機関の根抵当権が設定されていると明かした。ワン氏がこれまでに返済した金額は500万台湾ドル(約2億2000万ウォン)にとどまり、今後の処理方針は不透明だと伝えられる。現在この家にはク・ジュニョプの義母であるホワン・チュンメイが住んでいるが、今後このヴィラの相続と整理など法的手続きが決着してこそ、引き続き居住できるかが決まる見通しだ。

あわせて、シュー・シーユエンの死後、自宅内にあった家具や物品などの什器類は、ク・ジュニョプとワン・シャオフェイ双方の法定代理人が見守る中で、撮影と目録作成、公証の段階まで経た。遺産を受け継ぐ人々の権利を守るため、遺産の分割が完全に終わるまでは、これらの物品をむやみに移動させたり処分したりすることはできない。台湾の法律専門家は、現地の民法第1138条に基づき、シュー・シーユエンが残した財産が配偶者のク・ジュニョプと幼い子ども2人の計3人に、等しく3分の1ずつ分けられる見通しだとみる。

一方、シュー・シーユエンは生前、俳優・歌手・バラエティ司会者として名をはせた台湾のスターである。2001年に日本の漫画『花より男子』を原作に制作されたドラマ『流星花園』で主人公「サンツァイ」役を務め、人気を博した。2011年に中国人企業家のワン・シャオフェイと家庭を築いたが2021年に別れ、その翌年の2022年にク・ジュニョプと再び婚姻届を出した。その後、昨年2月初めに日本を旅行中、インフルエンザに罹患して肺炎の合併症を患い、この世を去った。遺族としては、夫のク・ジュニョプのほか、前夫ワン・シャオフェイとの間にもうけた娘(11)と息子(9)がいる。

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