アンディ・バーナム(56)英労働党代表が20日(現地時間)、第59代英国首相に正式就任した。バーナム首相は最初の国民向け演説で「我々は十分にうまくやれなかった」として国政刷新を約束し、生活費負担の緩和と経済の安定回復を最優先課題に掲げた。
バーナム首相はこの日、ロンドンのダウニング街10番地の首相官邸前で行った就任演説で「今は自省と新たな決意の時間だ」とし「英国が再び安定性を取り戻せることを世界に示さなければならない」と語った。
バーナム首相は「国民は政治にうんざりしている」とし「我々は十分にうまくやれなかった。しかし今後はそうしていく」と強調した。与党勢力に対する国民の不信を認め、実用的な政策で信頼回復に乗り出すというメッセージと受け止められる。
バーナム首相はこの日、具体的な内閣人事や詳細政策の発表の代わりに、今後の国政運営の大きな方向性を示した。首相は英国社会の問題として過度な中央集権化と経済権力の集中を指摘し、「地方分権の拡大」「必須サービスに対する公共の統制強化」「公共調達を活用した産業競争力の回復」などを中核課題に掲げた。
とりわけ民生の安定に軸足を置いた。バーナム首相は「国民の息苦しさを和らげる」とし「生活費の面で助けになることをする」と明らかにした。
続けて若い世代のための教育改革とメンタルヘルス支援の拡充、公営住宅の供給拡大計画にも言及した。首相は「公営住宅をより多く建設することが、福祉予算を抑え、財政規律を守りつつ、国際社会との防衛に関する約束も履行できる公正で持続可能な方法だ」と説明した。
バーナム首相は年内に今後10年間の英国の発展戦略を盛り込んだ長期計画も打ち出すと明らかにした。首相は「出身地域や支持政党に関係なく、皆が望む英国へと進む道筋を示す」と述べた。
バーナム首相の就任は、経済停滞と高い生活費、政治不信が重なる英国社会で、労働党政権が新たな信頼回復に乗り出す出発点と評価される。ただし財政負担が膨らむ状況で、公共投資の拡大と財政健全性を同時に達成できるかが今後の主要課題とされる。