ドナルド・トランプ米国政権が、米国に留学しに来た留学生(F)と交換訪問(J)ビザの滞在期間を最長4年に制限した。今回の規則変更により、既存の米国留学生と留学を準備・計画中の学生を中心に相当な混乱を招く見通しだ。

ドナルド・トランプ米大統領。写真は16日(現地時間)、米ワシントンのホワイトハウスで国民向け演説を行う様子。/AP通信・##聯合ニュース##

米国土安全保障省(DHS)は16日(現地時間)のプレスリリースを通じ、Fビザを所持する留学生と交換訪問Jビザ所持者が米国に最長4年までしか滞在できないとする最終規則を発表した。これまで学業を継続する間にF・Jビザを所持している場合は事実上期限なく滞在できたが、今後は4年が経過すれば国土安全保障省(DHS)の審査を経て延長承認を受けなければならない。特にすでに学生ビザを受けて米国に入国し学んでいる学生も「4年滞在」規定へ自動転換される。

DHSは専攻変更に厳格な制限を設ける立場だ。専攻を変えて滞在期間の延長が必要な場合でも変更の必要性などを綿密に精査するだけでなく、学業に関する計画を明確に示せない場合は延長承認も容易ではない見通しだ。

マークウェイン・マリン国土安全保障長官は「時代遅れの制度が国家安全保障を脅かし、移民詐欺が横行する環境を作ってきた」とし、「最終規則により、外国人留学生が学業を終えて母国へ戻る本来の目的に集中できるようになる」と述べた。

DHSは最終規則が数日内に連邦官報に掲載されると伝えた。米国官報サイトは、この規則が17日(現地時間)付で掲載予定だと案内した。

今回改定された規則は掲載後60日後に発効する。60日後は9月中旬であるため、事実上、学生ビザ所持者の場合は直ちに9月の新学期から新規定が適用されることになる。これにより、すでに米国で学業中の留学生に加え、韓国をはじめ複数の国で米国留学を計画・準備する学生にも大きな打撃となる見通しだ。

ロイター通信によると、2024年時点で米国の学生ビザ所持者は180万人を超える。これは前年対比で11%増の規模だ。Jビザは2024年時点で50万人に達する。

Iビザで米国に来た外国報道機関所属のジャーナリストも滞在期間が240日に短縮される。その後は240日ごとに延長しなければならない。中国籍のジャーナリストは90日単位で延長が可能だ。Iビザ所持者は2024年時点で3万7000人規模だ。

在米韓国大使館によると、2025年時点で学生ビザF-1で米国に滞在中の韓国人留学生は1万1861人である。F-2ビザで共に滞在する家族は1347人に達する。J-1ビザで米国に入国した交換訪問者は7985人で、家族は3180人と集計された。韓国人Iビザ所持者は349人だ。

今回の措置はトランプ政権による強力な移民取り締まりの延長線上にあると見られる。これまでトランプ政権は米国内の不法滞在者に対する大規模な逮捕および送還作戦を展開してきた。また、専門職ビザに10万ドル(ハンファ約1億4800万円)の手数料を課すなど、合法的な経路で米国に滞在する人々に対しても滞在のハードルを高めた。

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