米国とイランが終戦に関する了解覚書(MOU)を締結した後も軍事的衝突を続けているなか、国連駐在のイラン大使は、米国の合意違反が続けばイランも義務を履行しない可能性があると警告した。
イラン国営IRIB放送は11日(現地時間)、サイード・エルヴァニ国連駐在イラン大使が国連安全保障理事会の会場外でこのように述べたと報じた。大使は「米国が合意に基づく義務に違反し続けるなら、イランももはや合意を履行する責任はない」と語った。
大使は7日から2日間行われた米国の攻撃は国連憲章違反だと主張し、「イラン政府は米国が完全かつ誠実に義務を果たすという前提でのみ合意を履行する意思がある」と述べた。
米国は7日から2日にわたりイラン南部地域の軍事施設などを空爆した。イランがホルムズ海峡を通過しようとした商船3隻を攻撃したことへの対抗措置だったというのが米国の主張である。イランはさらにクウェート・バーレーン・カタール・ヨルダン一帯の米軍基地を対象にミサイル・ドローン攻撃で応じた。
ドナルド・トランプ米大統領は、イラン側が米国に対話を要請したとして「これに同意したが、米国はイランに停戦が終了したと断固として通報した」と明らかにした。ロイター通信などによれば、米国はイランに対し、ホルムズ海峡のすべての航路を通行料なしで開放するよう要求している。
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