米国とイランがホルムズ海峡の統制権をめぐって武力衝突を繰り広げるなか、米軍基地がある湾岸諸国が9日(現地時間)にミサイルとドローンの攻撃を受けた。

先月11日(現地時間)、イランのテヘランの通りで、男性がイランのミサイル模型の横を通り過ぎている。/ ロイター=聯合

AP通信によると、この日バーレーンとカタールでは空襲警報が発令され、クウェートではミサイル警報が鳴った。AFP通信は、バーレーンで空襲警報が発令された直後に爆発音が聞こえたと報じた。

バーレーン外務省はソーシャルメディア(SNS)エックス(X・旧ツイッター)を通じて「市民と居住者は冷静さを保ち、近くの安全な場所にとどまってほしい」と呼びかけた。クウェート国防省も、自国の防空網が敵のミサイルとドローンを迎撃していると明らかにした。

現時点までにバーレーン、クウェート、カタールの具体的な被害は報告されていない。

今回の攻撃はイランの犯行とみられる。米国は7日にイラン南部の複数拠点を空爆したのに続き、8日にも追加空爆を行った。中東地域の米軍を管轄する中央軍はエックスを通じて「軍統帥権者の指示に従い、イランを標的とした追加空爆を開始した」と明らかにした。

イランは米国の空爆直後に「致命的な対応を行う」と警告し、前日にも米軍の空爆が2日連続で続くと、責任を問うとして報復を予告した。

イランのヌールニュースは8日、ある消息筋を引用し「敵対的標的に対する統合防空網の交戦に加え、ミサイル・ドローン部隊が数分内に中東内の米軍基地に大規模攻撃を開始する」と伝えた。

イランは先だって7日にも、バーレーンとクウェートにある米軍基地を攻撃した経緯がある。

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