ドナルド・トランプ米大統領。/AP 聯合ニュース

ドナルド・トランプ米大統領が8日(現地時間)、イランを2日連続で攻撃する趣旨の発言をした。イランをにらみ、海上を再び封鎖する可能性にも言及した。

トルキエのアンカラで開かれた北大西洋条約機構(NATO・ナトー)首脳会議に出席中のトランプ大統領は、この日ボロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領と会った場で「昨夜イランに強力な攻撃を加え、恐らく今夜も再び強力に攻撃するだろう」と述べた。

続けて「私は彼らに多少の警告をするつもりだ」とし「われわれは彼らを強力に打撃するが、情勢がどう推移するかは見守る」と説明した。

これは米国が前日に続きこの日もイランを攻撃する意向を示したものと受け取れる。前日、中東地域の米軍を管轄する中央軍はソーシャルメディア(SNS)X(エックス)を通じ、イラン国内の80を超える標的を空爆したと明らかにした。イランがホルムズ海峡を通過する民間油槽船を攻撃したことへの対応である。

トランプ大統領は特に、イランを圧迫するため海上を再び封鎖する可能性があると付け加えた。ただし「封鎖はイランにのみ適用され、他の国々はもちろん望むとおりに(ホルムズ海峡の通行を)できる」と述べた。

トランプ大統領はこの日、マルク・ルッテNATO事務総長と会った場でイランに向けて「クズ(scum)でうんざりする連中だ」と発言した。さらに、イランと締結した終戦了解覚書(MOU)が終わったようだとして無効化されたという趣旨の発言もした。

トランプ大統領は、イランとの全面戦争が再開されるのかとの質問に「イランは毎日合意に違反している」とし「イランは毎日反則と嘘を繰り返し、47年間にわたり人々を殺してきた」と述べた。

米国とイランの交渉の可能性は不透明な状況だ。トランプ大統領は「われわれの優秀な交渉担当者が望むなら引き続き対話させるが、そうはならないと思う」としつつ「私はこの人々(イラン)が好きではない」と強調した。

トランプ大統領はスティーブ・ウィトコフ中東特使や、実娘の夫であるジャレッド・クシュナーなど米国の交渉代表団がイランと引き続き対話できるとして、余地を残す発言もした。

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